主な照明の種類を紹介するよ
​灯体(機材)の種類はまた違う時間で!

​シーリング
(後方と天井)

​役者の顔を照らしてくれる最も大事な照明だよ! 灯体(機材)の数が足りない……そんなときにまず優先すべきはこのシーリングです。

小屋や会場によって、灯体の設置位置が違うよ。とは言っても

①客席後方

②客席上天井

の大体どちらかです。設置場所を変更するのは、むちゃくちゃ大変だし安全性の問題もあるので、相当な経験を積んでからにしましょう。

客席後方、客席天井それぞれにメリットデメリットはあるけど、使う会場によってなのでそんなに気にしないで良いです。

客席天井の方がメリットは大きいかなと僕は思います。

 

思いますがっ!!

照明吊り用の設備がない会場で客席天井にシーリングを吊るのはやめよう。灯体が落ちたら、オキャクサマは死ぬ。人の命を天秤にかけるようなメリットはない。

そういうのはプロになってから!!

​シーリング(客席後方)

客席後方のメリット

・正面近くから役者に光を当てるので、帽子などをかぶってても結構顔に光が当ること

・使用する灯体数を抑えられる

・床に余計な光が当りにくい

客席後方のデメリット

​・後ろの壁まで明るくなってしまいがち

​・舞台を照明で前後に分けにくくなる

​シーリング(客席天井)
シーリング天井.jpg

客席天井のメリット

・舞台を照明を使って前後に分けやすい

・後ろの壁に別の照明効果を使いやすい(詳細は別授業で!)

客席天井のデメリット

​・帽子などの陰が出来やすい

・客席後方よりは灯体が多くなりがち

・床に光が当りがち

地明かり

​舞台の床面を照らしてくれる最もベーシックな灯だよ! これがあるから、舞台上が客席とは違った世界に感じられる。

地明かり.jpg

役者の頭上から明かりを照らすため、余計な影を消してくれたりもする優れもの!

ムラなくきれいな地明かりを作るのは照明として最初の難関かもしれない!

​コツは後日公開!

SS(ステージサイドスポット)

​ステージの横から当てる明かりのことだよ! シーリングの明かりだけではフォロー出来ない明かりで立体感を出すよ!

SS.jpg

シーリングのみの明かりだと、役者や物がノッペリシテイル(平面的?)というか、とにかく【そこにいる感】が薄れるんだよね。(特に物が顕著だと僕は思う。)

そこでSSの出番! 左右からも光を当ててあげることで、モノや人を立体的に見せてくれるのです! 結構大事な光!

SSのみで明かりをつけると結構幻想的になって僕は好きです。

​サススポット

役者の独白とかで使われるイメージが強い照明効果! ただ単に

【サス】と呼ばれることも!

サス.jpg

一人、または少人数の役者を目立たせるために使うことが多いです!

注意するのは、役者の立ち位置。サスを吊っているところより前で演技してしまうと全く顔に光が当りません!

と言っても、そもそもが真上からの光なので、ちゃんと顔に光を当てたければ、専用のシーリング(顔当て)を用意した方が良いと思うよ!

フロントサイドスポット

​斜めから当てるシーリングとSSの中間のような光だよ! ホールなどの大きな舞台では大体常設しているよ!

フロントサイド.jpg

シーリングとSSで補えない斜めの光を当ててさらにムラなく立体感UP!

さらに光量も増えるから明るくて役者の顔も見えやすく!!
 

……けど、まあ、なければないでどうにかなっちゃう。小さい芝居小屋なんかだと使わないしね。

でもあるなら使った方が絶対に良いよ!

​単独で使うと役者の陰が左右斜めに伸びていく。ちょっとおしゃれな演出に?

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シーリング後方.jpg